To CooL

はじめまして、まこはるです。 都内在住の20代会社員です。30歳に向けてそろそろかっこいい大人目指していこうかなということでかっこいい大人になるためのブログ立上げました!学生時代には海外留学なども経験があるのでちょっと世界にも目を向けた内容も書いていきたいなと思ってます。 将来はハイジのおじいさんくらいカッコいい感じに生き生きした老後を過ごしたいです。幅のあることが書けるといいなと思ってます。皆さんの参考になれば嬉しいです。

100年に1度の自動車産業革命!~トヨタ vs テスラの行方は~

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日本ではもちろんのこと、世界のあらゆる国で目にすることができる、誇るべき日本企業「トヨタ」。自動車業界で、長年トップを走り続けていました。

 

しかし、2020年において、時価総額アメリカのEVメーカー「テスラ」に抜かれ、自動車業界の秩序が大きく変わろうとしています。

 

モノづくり大国と言われていた日本は、近年の世界の潮流に乗り遅れたと言われていますが、ついにトヨタまでもが負けを見る日が来てしまったのでしょうか。

 

今回は、トヨタの歴史と栄光、そしてEV革命の影響について、解説していきたいと思います!

 

 

1.トヨタの歴史

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https://global.toyota/jp

 

 

第1章 設立から、日本での地位確立まで

トヨタ自動車の歴史的ルーツは、1918年に設立された「豊田紡織株式会社」という、織機会社から始まっています。同社は、創業者自らが発明した自動織機を使っての綿製品の製造・販売に注力し、数年の内に第一次世界大戦の特需もあって、欧米やアジアに製品を輸出する大会社に発展していきました。ところが、1929年の世界大恐慌により、業績不振に陥ってしまったのです。その危機を脱する為にとった策が、事業の多角化でした。

 

1933年、トヨタ自動車の直接の起源となる自動車製作部門が豊田自動織機製作所内に設置され、織機製作で培った鋳造や機械加工技術などのノウハウを生かし、1935年には試作型乗用車とトラックの開発に成功します。

 

そして1937年、現在の愛知県豊田市に工場を設置し、独立会社としてトヨタ自動車工業が設立されたのです。その後、日本は第2次世界大戦に突入したため、トヨタの自動車製造のメインは、陸軍向けのトラックや乗用車が中心となります。そこから紆余曲折を経て、トヨタ独自の生産システムが確立され、1955年には日本初の純国産乗用車であるトヨペットクラウンを発表し、国内自動車メーカーとしての地位を確かなものへとしていったのです。

 

第2章 世界のトヨタ

1960年代になると、トヨタカローラの大ヒットにより業界トップシェアを不動のものにし、同時に北米やタイ、ブラジルなどに進出し、海外でも一定の地位を築いていきます。カローラは人気を博し続け、1974年には乗用車別生産台数で世界一を記録するまでになりました。

 

1989年、トヨタが太刀打ちできないとされていた高級車に対し、アメリカを主要マーケットとした高級ブランド「レクサス」を立ち上げました。そしてレクサスは成功をおさめ、日本車が高級乗用車としても世界に通用することを証明してみせたのです。

 

第3章 バブル崩壊リーマンショックを経て

1990年代になるとバブル崩壊の影響が自動車業界を直撃しました。その影響はトヨタにも及ぼされ、快進撃にはやや陰りが見えるようになります。しかし、2000年代に入ると年間数千億円規模の原価低減を達成し、これまで以上の競争力の高さを手に入れることになるのです。

 

そして、自動車生産台数は常に世界でトップ争いをするようになり、リーマンショックによる危機も企業努力によって短期間でのV字回復をみせました。このようにして積み上げてきた地位だけでなく、トヨタ式とも呼ばれる「カイゼン(改善)」という生産の考え方は、自動車だけでなく、様々な業種の事業運営において参考とされるようになっていきました。

 

世界有数の自動車メーカー!トヨタ自動車の歴史

 

 

2.トヨタが成してきた偉業

上述の会社の歴史でも触れていますが、トヨタが確固たる地位を得るまでに、様々な偉業が成し遂げられてきました。ここでは、その中から3つをピックアップしてご紹介します!

 

1)トヨタ生産方式

"トヨタ自動車のクルマを造る生産方式は、「リーン生産方式」、「JIT(ジャスト・イン・タイム)方式」ともいわれ、今や、世界中で知られ、研究されている「つくり方」です。"(公式サイト「TOYOTA」より)

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トヨタの生産方式の根底に流れているものは「徹底したムダの排除」の思想です。とにかく合理性を追い求め、生産全般をその思想で貫きシステム化したトヨタ生産方式は、トヨタの創設者である豊田佐吉の自動織機に源を発し、トヨタ自動車の創業者(2代目社長)である豊田喜一郎が「ジャスト・イン・タイム」による効率化を、長い年月にわたり考え、試行錯誤の末に到達した考え方になります。そして、ここで述べられている「ムダ」とは、ある場合は在庫であり、ある場合は作業そのものであり、ある場合は不良であり、それぞれの要素が複雑にからみ合い、ムダがムダを生み、やがては企業経営そのものを圧迫していくのです。

 

この考え方は業種を超え、様々な事業会社の生産において活用されています。

 

トヨタ生産方式 | 経営理念 | 企業情報 | トヨタ自動車株式会社 公式企業サイト

 

2)高級車ブランド~レクサス~

上述にもあるように、レクサスは今から31年前の1989年、アメリカにて高級車ブランドとして誕生しました。

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https://lexus.jp/

 

しかし、日本国内でのブランド展開は2005年からと、北米に比べて16年も遅れての上陸でした。日本では、「トヨタ」と「クラウン」こそが崇高なブランドだったため、レクサスは太刀打ちできず、日本で展開する必然性もなかったのです。

 

しかし、メルセデス・ベンツBMWアウディなどの輸入プレミアムブランドが、セダンを中心に売れ行きを伸ばしてきたということもあり、日本国内への本格参入に至った背景があるようです。

 

そして今、レクサスは我々日本人の中で、高級車としてのブランド価値を確立するようになりました。

 

トヨタはなぜレクサスを国内に? 北米向けブランドとして誕生した30年は攻守の歴史だった | くるまのニュース

 

3)ハイブリット自動車 プリウス

今ではハイブリット自動車での地位を確立したプリウスの原点は、トヨタ社内で1993年に検討が開始された、「21世紀のクルマ」という議論である「G21プロジェクト」でした。 

 

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https://toyota.jp/prius/

 

G21プロジェクトでは21世紀にふさわしい未来的なクルマの提案に加え、地球温暖化や石油の枯渇に対する対応として「燃費2倍」という目標も掲げられ、その大きな達成手段として選ばれたのがハイブリッドでした。

 

トヨタ社内で存続の議論もありながら、2代目プリウスは2003年9月に登場。初代モデルに近いコンセプトでしたが、現在も続く5ドアセダンとなったほか、インテリアもシフトレバーをスイッチ的なものに近いバイワイヤーとするなど全体的により未来的なクルマとなりました。

 

3代目プリウスは、2009年に発表され、エンジンが1.8Lに排気量アップするなどの話題はありましたが、比較的保守的なフルモデルチェンジでした。

 

2015年、現行である4代目プリウスが発売されました。新世代の「TNGAプラットホーム」の採用などにより、3代目プリウスの弱点だったハンドリングや乗り心地といった、クルマの質や自動ブレーキや運転支援システムといった安全性が劇的に向上した仕様となりました。

 

そして、今までの流れを汲むと、現行プリウスは来年(2021年)あたりにフルモデルチェンジがあってもおかしくない時期となっています。次期プリウスがどんなクルマとなるは非常に興味深いテーマになりそうです!

 

王者プリウス 「時代」を作った始祖の波乱に満ちた23年の功と罪 - 自動車情報誌「ベストカー」

 

このように、トヨタは初期の姿から様々な転換や新作を開発し、いつの時代にも日本だけでなく、世界で受け入れられる自動車メーカーとなっていきました。

 

3.ついに起こったEV革命~テスラの台頭~

ここまでは、トヨタの今までの栄光ある歩みを紹介してきました。ここからは、近年自動車業界に起こっている変化と、この変革のトップに君臨するTESLA(テスラ)についてお話します!

 

1)自動車業界に起こったEV革命

ちょうど今から100年前、人の移動手段が馬車から自動車(エンジン)に変わり、華々しい自動車産業の幕が開きました。当時はそれまでの生活を一変させる革命とも言える自動車の登場で、約10年後には一般に広く普及するようになりました。そこから更に100年程経った今、ふたたび自動車産業が生まれ変わろうとしていて、それは「エンジン」から「モーター」への技術革新です。

 

2015年の世界自動車販売台数において、モーターを使用したEV(電気自動車)の比率は1%にも満たなかったのですが、 今から20年後には、世界で販売される自動車の過半数が、2050年には約90%がEV(電気自動車)となることが予想されています。

 

2)EV技術がもたらす変化

EV(電気自動車)は、車体構造がとてもシンプルで、使用される部品数が大きく減少します。エンジンは部品が多かった為、参入障壁が高かったのですが、部品の少ないEVでは参入障壁が低下するため、高い技術力を持った企業の新規参入が進むことが期待されています。

 

また、 車体構造がシンプルになることで、完成車メーカーを頂点とした系列企業で構成する産業構造の重要性が低下し、革新的な技術や製品を持つ企業の新規参入、つまりより技術をもった企業が優位性を持てる産業構造へと変化していくのです。

 

EV革命が起こる! | EV革命 | 大和証券

 

3)No.1EVメーカー「テスラ(TESLA)」

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https://www.tesla.com/ja_jp/models


テスラ社は2003年7月、米カリフォルニア州シリコンバレー北端にあるサン・カルロスで誕生しました。社名は、テスラコイルを発明した物理学者のニコラ・テスラにちなんでいます。創業者は、エンジニアのマーティン・エバーハード氏とマーク・ターペニング氏で、翌2004年に第1回シリーズA投資ラウンドを主導したイーロン・マスク氏が取締役会長に就任し、2008年から現在までCEOを務めています。

 

2008年、最初の市販化モデル「ロードスター」を発売し、これを皮切りにEV車の販売を展開しています。2010年にはパナソニックと共同でEV用次世代バッテリーの開発に着手することを発表し、現在も協業は続いています。同年には、トヨタ自動車ともEV分野における共同開発を行う業務提携を発表していますが、こちらは2016年に解消されました。

 

テスラの自動運転戦略や概要は? イーロン・マスク氏の経歴と人物像 | 自動運転ラボ

 

4)テスラ(TESLA)が時価総額で世界1位

2020年7月現在、テスラの株価は1500ドルを突破しており、株式の時価総額は約30兆円となっています。一方、トヨタの株価は約6800円となっており、時価総額は約22兆円ですから、トヨタとテスラの時価総額は完全に逆転しています。

 

もっとも、テスラの売上高はわずか2.6兆円、生産台数も37万台しかなく、約30兆円の売上高を誇り年間880万台もの自動車を生産しているトヨタの足元にも及ばないにも関わらず、株式の時価総額で上回ってしまいました。様々な要因が考えられますが、コロナによる世界中の人々の技術革新への期待に対して、EVメーカーの筆頭格であり、ITに関するノウハウも豊富に持つテスラが市場で注目を集めているのも、自然な流れであると言えるでしょう。

 

また、テスラの株価はバブルであるとの批判もありますが、トヨタが急成長していた1960年代には驚異的な株価上昇を実現しており、当時の株式市場では、今でいうところのバブルであると批判されていたことは忘れてはいけない事実でしょう。

 

自動車業界の秩序が変わる前触れか? テスラ、時価総額でトヨタ超えの理由(THE PAGE) - Yahoo!ニュース

 

4.トヨタ「コネクテッド・シティ」プロジェクトを発表 

トヨタは2020年1月、人々が生活を送るリアルな環境で、自動運転、モビリティ・アズ・ア・サービス(MaaS)、パーソナルモビリティ、ロボット、スマートホーム技術、人工知能(AI)技術などを導入・検証できる実証都市を新たに作る「コネクテッド・シティ」のプロジェクトを発表しました。

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https://global.toyota/jp/newsroom/corporate/31170943.html 

 

トヨタは、網の目のように道が織り込まれ合う街の姿から、この街を「Woven City」(ウーブン・シティ)と名付け、初めのうちはトヨタの従業員やプロジェクトの関係者を中心に2,000名程度の住民が暮らすことを想定しています。

 

また、豊田章男社長はCES2020の会場にて、「ゼロから街を作り上げることは、たとえ今回のような小さな規模であったとしても、街のインフラの根幹となるデジタルオペレーティングシステムも含めた将来技術の開発に向けて、非常にユニークな機会となります。バーチャルとリアルの世界の両方でAIなどの将来技術を実証することで、街に住む人々、建物、車などモノとサービスが情報でつながることによるポテンシャルを最大化できると考えています。このプロジェクトでは、将来の暮らしをより良くしたいと考えている方、このユニークな機会を研究に活用したい方、もっといい暮らしとMobility for Allを私たちと一緒に追求していきたい方すべての参画を歓迎します」と語りました。

 

自動車業界にも技術革新が求められ、テスラの台頭が目立つ近年ですが、今回のこのプロジェクトにより、トヨタが新たな潮流を作ることを期待したいですね!

 

トヨタ、東富士工場跡地でコネクテッド・シティ構想を発表 2021年初頭に着工 | LIGARE(リガーレ)人・まち・モビリティ

 

5.まとめ

いかがでしたでしょうか。

 

海外に旅行に行くと、多くの国で目にすることができるトヨタ自動車は、今も変わらず日本人の誇りです。

 

しかし、時代の流れに乗り遅れてしまうと、テスラのような新進気鋭のメーカーにあっという間に追い抜かれてしまうこともあるのです。

 

トヨタだけでなく、日本のすべての企業がグローバルの視点で潮流を読み、世の中が求めるスピードについていくことが必須であると言えるでしょう。

 

トヨタを始め、今後の日本企業の世界への進出を楽しみにしていきたいですね!